屋根・外壁・雨樋の修理は富樫外装レスキュー隊へ!

2019/05

窯業系サイディングを産業廃棄物処分業者へ持ち込み 燕三条

現場にゴミ箱を置くスペースがなかったので剥いだ窯業系サイディングの外壁材をそのままトラックに積んで産業廃棄物処分業者に持ち込んで下ろしました。

リフォームをする際に、隣家とのスペースがない・道具などの置き場がないなど不安に感じている方もたくさんいらっしゃいます。
でも大丈夫です!まずはご相談ください。心配なことは何でも聞いてください。
心配事を解消し、最適な方法で工事を行っていきたいと思っております。

三条市K様邸 外壁カバーリング工事

Before⇒After

外壁のカバーリング工事を行いました。どこかからコウモリの侵入があり困るとのことでしたので、入りそうなところは全部対処させていただきました。
外壁のシミュレーションシステムを使い、お客様ご自身でも色分けや縦張り・横張りの張り替えなど考えることができました。
仕上がりにも満足していただけました。

工事金額約260万円
工事期間約3週間


 
既存外壁は窯業系サイディングの縦張りでした。


 
まず、既存樹脂製土台水切りを撤去しました。
そして、木下地を作成し、鋼板製土台水切りとスターターを取り付けました。


 
軒天は下塗材を塗ってから、黒で仕上げました。

Before⇒After

Before⇒After


 
コウモリ等の出入りがあったようでそれを解消したいとのことでした。
既存矢切りを撤去し、換気の為の開口部を塞ぎました。
これでコウモリの侵入はなくなりますが、屋根裏の換気は必要です。
そのため、軒天6カ所を開口し、『ステンレス製軒天換気口』を取り付けました。
事前に軒天と同じ色に吹き付け塗装を行い、軒天と同じ色になるようにしました。


 
外壁は既存外壁の上に新規外壁を張るカバーリング工事を行いました。
縦張り・横張りの両方をうまく使いました。
横張り部分は『斜石柄・ナチュラルアイボリー』を張りました。


 
縦張り部分は『流刻柄・ミルクブラウン』を張りました。


 
雨樋がついていない破風板部分は、板金でカバーリングしました。


Before⇒After

工事前網なしだった換気扇フードは網付きの物に交換しました。
ここからもコウモリ等侵入した可能性がありましたが、これで何かの侵入はなくなります。



窓下の止縁は、サッシ両端の外壁が伝い水で汚れないよう特別な加工を施しました。


 
割れた集水器のみ、2ヵ所交換しました。


 
電気メーター・室外機等の設備機器は再取付しました。
ポスト口は軒天と同じように吹き付け塗装をしました。


 
土居棟はカバーリングしました。


 
横張り部分の出隅は、出隅ベースと出隅カバーで施工しました。
縦張り部分の出隅は、外壁本体を曲げて施工しました。


 
板金をまかなかった部分の破風板のコーキングは近似色で打ち直しました。


 

 

 

瓦棒式屋根の劣化事例[雨漏りの発生]三条市

先日、今は空き物件となっている建物の雨漏り調査をさせていただきました。
お客様でアルミテープを購入し応急処置をしたそうですが、雨漏りが止まらなかったそうです。

ここまで劣化してしまうと何処から雨漏りしてるかわかりません。全部から雨漏りしていると言っても過言ではない状態です。軒先部分はサビが進行して、なくなっている部分もありました。
先日、アスファルトルーフィングのお話をしましたが、この屋根の場合、屋根本体の劣化もありますが、アスファルトフェルトも傷んでいて機能していないのではないかと予想されます。
早目に修理しないと木下地まで傷んでしまい、大工事になってしまう可能性もあります。

軒先の痛んだ木下地を交換して、新しい屋根を重ね張りするカバー工法を提案させて頂きました。

風害による軒樋・竪樋の損傷 三条市

前回に引き続き、雨樋について紹介します。
強風により軒樋と竪樋が飛ばされました。
竪樋は風で飛んで外れていました。軒樋は、応急措置としてひもで固定されていました。

火災保険の風害認定を受けましたので保険を利用して工事させていただきました。

軒樋はゴミが溜まっている状態でした。
高い位置にある雨樋の中がどうなっているのか確認する機会はあまりないとは思いますが、流れが悪い・おかしな場所から雨水が垂れてくる・バシャバシャ音がするなど異常がありましたら、雨樋にゴミが溜まっていたり、雨樋の外れなどが起こっている場合があります。雨樋の点検は無料で行っておりますので、いつでもご連絡ください。

雨樋の排水不良改善 三条市

雨樋の点検依頼です。

軒樋に泥がたくさん詰まって排水の妨げになっていました。溜まった泥はバケツいっぱいでした。
外れた竪樋はお客様が保管してくださっていたので、それを接着剤を用いて再取り付けさせていただきました。

雨樋の点検の際、このように落ち葉やごみが詰まっていて排水不良を起こしていることがあります。『雨樋の掃除』というと自分でできそうですが、2階・3階という高所作業になることが多いです。あまり上らない梯子にのぼって作業をすることは、落下や転落などの危険性が高まります。

雨樋の点検は無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

火災保険の風害認定[棟換気部分の剥がれ]三条市

屋根の塗装依頼があり、屋根に上り点検を行いました。
すると、棟換気部分の板金が剥がれてなくなっていました。
依頼のある少し前に強風の日があったので、その時に飛んでいった可能性があります。
お客様に写真を交え報告し、火災保険の話もさせていただくと、直してほしいとのことでしたので、さっそく工事に取り掛かりました。

まず、棟換気(リッジベンツ)のてっぺんのテープが剥がれていたので防水テープ張り直しました。            

         

その上に新しい木下地を取り付けます。

エスジーエルで加工した棟板金を取り付けて完了です。

後日、屋根塗装を行います。

こちらの工事は火災保険の風害認定を受けましたのでお客様負担なしで修繕することが出来ました。
そして、丁寧な説明にとても喜んでいただきました。
弊社では、口頭での説明も行いますが、仕事で会えないご家族様にも状態をわかっていただけるよう、文章を添えた写真で説明をさせていただいております。

北入蔵T様 貸し物件 スノーヴィクトリーの設置と雨樋修理

Before⇒After

隣の家の敷地に雪が落ちるので何とかならないか、とご相談がありました。雪止めアングルの増設・スノーヴィクトリーの設置を提案させていただきました。
反対側の屋根にも雪止めアングルを設置し、雨樋の不具合も補修させていただきました。

工事金額約7万5千円
工事期間約1日

 
まず、隣の家のU字溝に行っていた雨樋の排水を、自宅の排水につなぎ直しました。。


 
軒樋の集水器部分がずれ、排水不良を起こしていたので直しました。


 
竪樋の長さが足りず、たくさん雨が降るとバシャバシャと雨水が飛び散っていたのではないかと考えられましたので、竪樋の長さを足し、通常に排水できるようにしました。

 
こちらも同じように雨樋の長さが足りなかったので、伸ばしました。


 
軒樋の止りが外れていたので、接着しなおしました。


 
雪が落ちないように、雪止めアングルの増設し(赤丸部分)、スノーヴィクトリー(黄丸)を取り付けました。


 
反対側の屋根も雪止めアングルを増設しました。

アスファルトフェルトの劣化例

前回、屋根の下葺材の大切さについてお伝えしました。

建物の屋根の雨仕舞いは「一次防水」と「二次防水」のと呼ばれる二重構造になっています。
「一次防水」とは屋根本体(瓦や板金など)による仕上げ材による防水のことをさし、直接雨水が建物内部に浸水しないための役割を担います。
「二次防水」は屋根本体が経年劣化したり、強風暴風を伴う雨や昨今のゲリラ豪雨により室内側に雨水が侵入してしまわないために行っているのです。それが、屋根本体の下に敷かれた屋根下葺材になります。
もし屋根から雨漏りがしている場合、それはルーフィングシートが機能していないから(破れたり剥がれたりしているから)と言い換えられます。
弊社は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる高耐候の屋根下葺材を標準仕様として15年以上使用しています。
以前は多くの会社が「アスファルトフェルト」と呼ばれる耐候年数の短いものをものを使用していました。
その下葺材が劣化すると、このような被害が起こってきます。

こちらは、施工から約30年ほど経過した金属屋根を剥いだ状態です。
下葺材は縮んだり、裂けたりしています。下葺材の下の木下地も腐食し、雨漏りしていました。

別の現場の屋根を剥いだ際の下葺材の状態です。こちらも約30年ほどの築年数です。

これでは2次防水の役割を果たしていません。屋根のほんの少しの隙間から侵入した雨水がどこから雨漏りしてもおかしくありません。
実際、屋根のあちこちから雨漏りしていましたが、屋根の上から見て傷んでいない部分からも雨漏りしていました。
現在では下葺材が改良されずいぶん性能もよくなっていますが、どうしても経年劣化により傷んできます。
既定の重ね幅を守ること・きちんとした下葺材を選ぶことが重要です。
見えなくなる部分ですので、重要視しない業者もいるかもしれません。しかし、屋根本体より重要な部分であることを知っておいてほしいと思います。

ちょっとした雨漏りなのでまだ大丈夫、と簡単に修理をしたけれど雨漏りが止まらない、ということがあります。その場合、下葺材が役割を果たしていない、と考えられます。屋根の張り替えまたは重ね張りをおすすめします。

アスファルトルーフィングとは??

前回の記事の屋根の工事でも登場した「アスファルトルーフィング」。
屋根工事での中で、とても重要な役割を果たしています。
今回は「アスファルトルーフィング」について紹介します。

「アスファルトルーフィング」は板紙にアスファルトをしみこませた建築用の防水材料で、家屋の屋根などに敷いて、雨水が屋内に侵入するのを防ぐために用いるものです。屋根本体の下に敷く、『屋根の防水シート』になります。下葺材と呼ぶこともあります。

屋根本体が劣化したり、予測できないような雨が降ると、室内側に雨水が進みます。その時に力を発揮するのがこのルーフィングです。屋根内部の雨漏りを最終的に防いでくれる、とても大事な材料なのです。
屋外から見える部分の屋根材が1次防水、屋根施工後に見えなくなってしまう「アスファルトルーフィング(下葺材)」が2次防水となります。この二つが力を合わせて初めて防水が万全となります!!

これをケチって重ねる長さを減らしたり、雨漏りの生じやすい屋根の「谷部」「棟」・「壁との取り合い部」の処理が甘いと、雨漏りしやすくなってしまいます。

屋根を張ってしまうと見えなくなってしまいますが、実はとても大切な材料で、大切な工程なのです。
弊社では、屋根や気候に合わせてきちんと選び、工事しております。工事後の報告書でも、写真にて説明しております。

前回の改修工事で使用したものはこちらです。
田島ルーフィング PカラーM
JIS A 6005 アスファルトルーフィング940 適合品

勾配屋根に使用される屋根下葺材として、圧倒的な実績を誇る汎用ルーフィング。表面塗装により、墨打線がくっきりと見え、夏場のベタつきを抑えます。PカラーMは積雪寒冷地用として、Pカラーに改質材を混入し、低温時での立上り折れ防止や釘穴シール性の向上を図っています。(寒冷地区限定品)

専門的なことはわからないことも多々あるかと思いますが、いつでも質問してください。弊社は昔からある地域に根付いた板金屋ですので、この地域にあった材料や工法で工事を行っております。安心してお任せください。

瓦屋根の改修工事 三条市

瓦屋根を金属屋根へ改修を行いました。
既存の屋根は切妻屋根の安田瓦を使用した屋根です。ズレや割れがあり雨漏りしている箇所がありました。

既存瓦の下に端材の瓦が並べられていました…。処分費を誤魔化す為にやったものかもしれません。
重量も必要以上に重くなりますので建物にも良くありません。

棟部分は土で組み立てた工法だったので細かい土が大量にあり掃除に苦労しました。

既存のアスファルトフェルトを剥ぎましたが、雨漏りしていた箇所も野地板の腐食も無く、問題なしでした。
早期発見・早期治療はやはり大切ですね。

改質アスファルトルーフィングを 水下方法から順々に張り上げました。

壁取り合い部分は立ち上げて防水します。

これで屋根張りの下準備はおわりです。
その後、金属屋根を張って施工完了となりました。[ 防水立平ロック工法 板厚0.4ミリ 色・ニスクコゲチャ ]

これで雨漏りの心配はありません。
屋根も軽量になったので地震の際も安心です!