外をリフォームには、既存の外壁を剥がして新規外壁を張る張り替え工事と既存外壁の上に新規外壁を張るカバーリング工事があります。
張り替え工事の場合は、外壁を剥がすので木下地の状態も確認でき安心です。しかしながら、カバーリング工事の場合には木下地を確認することができません。
こちらは外壁カバーリング(重ね貼り)工法の現場です。
既存窯業系が部分的にボロボロになっています。ここまで傷んでいる場合は要注意です。
そこで長年の勘と私の心配性発揮です!
外壁を剥がしてみると… 木下地まで腐食していました。これでは新しい外壁を固定することが出来ません。
腐食した木下地を取り替えて新しい窯業系サイディングを張りました。
これで安心です。
カバーリング工事の際の木下地の点検はとても大変なのですが重要です。
張り替え工事ではなく、カバーリング工事を行う時も、心配な場合は剥がして確認を行いますので、安心してください。