屋根の改修いついて問い合わせをいただきました。下屋はセメントが流れ始めメンテナンスの時期でしたが、本屋の焼き瓦には大きな損傷は見られませんでした。
しかし、何度も工事するより一度にやってしまいたいとのことで、すべて瓦屋根から金属屋根に改修を行いました。
お隣の家の方に雪が落ちるのが心配とのことでしたので、そちら側のみ落雪防止装置を取り付けました。
既存の屋根は、本屋焼き瓦・下屋セメント瓦でした。
玄関の銅板屋根以外の屋根を金属屋根に改修しました。
まず、既存の瓦を撤去します。
瓦桟と呼ばれる桟木も取り外しました。
今回は木下地の腐食もなく良好な状態でしたが、腐食がある場合は補修します。
唐草を取り付けます。
その後、『エコヘルボード』と呼ばれる遮熱・防音に効果のあるボードを張り、その上に『改質アスファルトルーフィング』を張りました。
新規屋根材を立平ロック工法にて施工しました。
色は、ニスクカラープロのコゲチャです。
棟板金を取り付けました。
雪止め金具・アングルを取り付けました。
既存の雪止めアングルは本屋の一面のみでしたが、すべての面に一段ずつ取り付けました。
本屋の西面に落雪防止装置を取り付けました。
軒先部分に装置を取り付け、針金で雪止めアングルにしっかり固定していきました。
これで雪止めアングルでは抑えきれない雪も抑えることができるようになります。
下屋も同じ工程で工事を行いました。
雨樋の架け替えを行いました。Panasonic製愛アイアン軒樋です。強度も強く、熱伸縮にも強いです。
以上で全ての工事が完了です。